VPNでのセキュリティを担う大事なものが暗号化です。
ここではVPNでの暗号化技術について詳しく見ていきましょう。
VPNのセキュリティにおいて暗号化は非常に重要なポイントになります。
通信している途中で情報を搾取しようとする第3者がいる場合、暗号化技術が無ければパケットキャプチャソフトによって盗聴される可能性があるからです。
知っているものが行えば、メールの内容などのテキストデータは簡単に通信内容を見られてしまいます。
そのためインターネットVPNにおいて暗号化技術は必須なのです。
VPNでのトンネリングは暗号化という意味ではありません。
トンネリング機能は遠隔地にあるネットワーク同士を同じネットワークとして通信できるようにするもので、パケットをカプセル化するだけです。
VPNにおける暗号化はあくまでもオプションの一つで、トンネリングしても暗号化せずに通信することだって可能なのです。
暗号化する技術として先ほど紹介したIKEと、DES、3DESなどがあります。
VPNでの暗号化技術としてはIpsecにおいてはIKEと呼ばれる鍵交換プロトコルが利用されています。
IKEによって共通鍵暗号方式を利用してパケットを暗号化します。
さらにIpsecではDESと呼ばれるブロック型暗号化プロトコルを利用します。
ブロック型暗号化プロトコルはデータを一定の長さに分割した上で、暗号化する技術です。
この暗号化技術は1977年にアメリカ政府標準技術局に採用されました。
そして現在ではDESの処理を3重に固めることで安全性を高める3DES(トリプルDES)やAESなどが注目されています。
AESでは128、192、256ビットのブロック長や鍵長であり、56ビットのDESよりは安全性が高い暗号技術です。