VPNの認証技術について

ここではVPNの認証技術について紹介します。
どのような技術がVPNに取り入れられているのかを知っておきましょう。

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パケット認証

通信内容を保護する技術には暗号化のほかにもパケット認証と接続先認証があります。
ここではパケット認証について紹介します。
パケット認証の役割は通信する途中でパケットが途中で書き換えられたり、改ざんされていないのか確認する技術です。
パケット認証ではハッシュ関数というものを利用します。
あるデータをハッシュ関数で利用すると、ダイジェストと呼ばれる一定の長さの値が出力されます。
パケット認証ではまずパケットを送信する前にハッシュ関数でダイジェストを出力し、そして送られてきた内容に対してもダイジェストを出力して、送られてきた情報と一致するかどうか確認します。
なおパケット認証ではハッシュのアルゴリズムの種類を指定する必要があります。
ハッシュのアルゴリズムとしてはMD5やSHA-1などが代表的で、様々なVPNで選択することが可能です。

接続先認証

インターネットVPNで、もう一つ大事な認証機能として接続先認証があります。
接続先認証とは本来の通信相手であるかどうか確かめる認証で、主に3種類の方法があります。
1.事前共有鍵方式
VPNで通信する際に、お互いが鍵を設定しておいてトンネリングを作成するときに同じ鍵を持っているかどうか確認する方法です。
鍵が一致すれば本来の通信相手であると認識します。
2.公開鍵暗号方式
公開鍵暗号方式では、公開鍵と秘密鍵の2種類が合って一方で暗号化した内容は、もう片方の鍵でしか複合化できないという仕組みです。
具体的に、相手の公開鍵を使って送信して、相手が秘密鍵で正しく複合化できたことを確認すれば本来の相手であると認識します。
3.デジタル署名認証
デジタル署名認証とは公開鍵暗号方式をベースに、公開鍵の出所を証明することで、セキュリティをさらに向上させたものをいいます。