VPNにも様々な種類があります。
ここではVPNの種類について紹介します。
VPNには大きく分けてIP-VPNとインターネットVPNの2つがあります。
IP-VPNとは通信事業者のIPネットワークを利用したもので、独自に管理運用されるネットワークは外からは入ることができません。
そのため、セキュリティ的に安心で回線の品質も保つことができます。
運用に関しては通信事業者が独自に管理・運用を行ってくれますので、運用付加が少ないメリットもあります。
ただし、通信事業者のサービス提供エリアにしか接続することができないというデメリットがあります。
インターネットVPNとはインターネットを利用して、離れた拠点間を専用線で結んでいるようにネットワーク構築を行う技術です。
インターネットVPNの場合はインターネット上に仮想トンネルを構築することで、専用線のようなネットワークを構築します。
インターネットVPNにはさらにIPSec-VPN、SSL-VPN、レイヤ2VPNの3つに分けられます。
以下にそれぞれのインターネットVPNの特徴を紹介します。
1.IPSec-VPN
第三層での暗号化技術であるIPSecを利用してトンネルを構築するVPNです。
IPSec-VPNでは管理するためには専門的な知識が必要であるため、ユーザーに多くの負担がかかります。
一部アプリケーションによっては障害が起こる可能性がありますが、ほとんどのアプリケーションを利用することが可能です。
2.SSL-VPN
IPSec-VPNから新たに生まれたVPN技術で、第五層まで利用することが可能です。
サーバー側には専用の機器が必要となりますが、クライアント側はインターネットがつなげる環境であれば利用できます。
ただし利用できるアプリケーションのプロトコルはHTTPに限られます。
それ以外のプロトコルには専用の機材がクライアント側にも必要となります。
3.レイヤ2VPN
2005年ごろから商用化された新しいインターネットVPNです。
コスト面でも他のVPNと比べて安く済ませることが可能で、小規模でもVPNの構築がしやすくなりました。
IPSec-VPNでは利用できなかったプロトコルも利用することが可能です